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2013年7月30日火曜日

USBシリアル変換モジュール(FT232RL)を使ったR8C/Tinyの書き込みと動作確認

USBシリアル変換モジュール(FT232RL)を使ったR8C/Tinyの書き込みと動作確認
R8C/1x,R8C/2xシリーズは20ピンで,ピン配置が同じ物が多いです.
R8C/1Bは,「電子工作のためのR8C/Tinyスタートアップ」に付いてきます.
R8C/29は,サンハヤトから販売されています.
秋月からもマイコンボードが販売されています.
回路はRESET,(外部発振),MODEの設定だけなので簡単です.
TXD,RXDの接続だけ変えてやれば,秋月のM12A・M11Aマイコン開発キットで
書き込みをすることも可能です.
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R8C/1Bの動作確認
XOUT,XIN-外部発振子を付ける
RESET-10KΩ-VCC
RESET-0.1μF-GND
MODE-10KΩ-VCC

FlashStaでの書き込み
USBシリアルモジュールとR8C/1Bを接続する
VCC-VCC
GND-GND
TXD-P4_5
RXD-P3_7
(書き込み時はMODE-GND)
HEWでReleseで「全てをビルド」する.xxx.motができる.
FlashStaを起動し,xxx.motをE.P.Rする.

MODE-GNDの接続を外し,p1_0にLEDを接続し,
再び電源を入れれば動く.

#include  "sfr_r81b.h"

void main(void)
{
unsigned int i;
//メインクロックの切替
prc0 = 1;
cm13 = 1;
cm05 = 0;
cm06 = 0;
asm("nop");
asm("nop");
asm("nop");
asm("nop");
ocd2 = 0;
prc0 = 0;

pd1_1=1;     //p1_1を出力に設定
while(1){
 p1_1=0;    
 for(i=0 ; i<50000 ; i++){};
 p1_1=1;  
 for(i=0 ; i<50000 ; i++){};
 }
}
--------
サンハヤトMB-R8C29の動作確認
MB-R8C29はP1_1にLEDが付いている
RESET-10KΩ-VCC
RESET-0.1μF-GND
MODE-10KΩ-VCC

FlashStaでの書き込み
USBシリアルモジュールとR8C/1Bを接続する
VCC-VCC
GND-GND
TXD-P4_5
RXD-P3_7
(書き込み時はMODE-GND)
HEWでReleseで「全てをビルド」する.xxx.motができる.
FlashStaを起動し,xxx.motをE.P.Rする.

MODE-GNDの接続を外し,
再び電源を入れれば動く.

#include  "sfr_r829.h"

void main(void)
{
unsigned int i;
//メインクロックの切替
prc0 = 1;
cm13 = 1;
cm05 = 0;
cm06 = 0;
asm("nop");
asm("nop");
asm("nop");
asm("nop");
ocd2 = 0;
prc0 = 0;

pd1_1=1;     //p1_1を出力に設定
while(1){
 p1_1=0;  
 for(i=0 ; i<50000 ; i++){};
 p1_1=1;   
 for(i=0 ; i<50000 ; i++){};
 }
}
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秋月のM12A・M11Aマイコン開発キットでR8C/1x,R8C/2xシリーズに書き込みをする
マイコン開発キット-R8Cの接続
マイコン開発キット左側上から
3番ピン-3番ピン(RESET)
5番ピン-5番ピン(GND)
7番ピン-7番ピン(VCC)
8番ピン-8番ピン(MODE)
マイコン開発キット右側上から
5番ピン-2番ピン(p3_7)
7番ピン-9番ピン(p4_5)

マイコン開発キットには,写真のように丸ピンICソケットを付けて,
そこからジャンパーワイヤで接続するのが簡単です.
外部発振子の付いていないR8C/1Bのようなマイコンは,外部発振子を付けてください.